こちらは大変お世話になっているアクリルのミユキさんの木幡工場長です。
木幡工場長は車部品を製造していた経歴をお持ちの凄腕加工技術者です。
すごい方にエリングを作って頂いております。
加工するにはジグと呼ばれる加工するための土台が命なんだそうです。
このジグをいかにうまく作るかが完成度に大きく関わるそうです。
ジグにはめ込みある程度削った後は、ダイヤモンドを削るように一点一点丁寧にヤスリ掛けを
行います。電動ヤスリが高速で動くのでかなり危険な作業です。ぼくもやったことがありますが
手の感覚がマヒするほど大変な作業です。
エリングは襟のかたちを出すため裏面も削ります。この作業がとても大変です。
難しすぎて加工を断念しなければいけないほどでした。でもやって頂きました!
その後、バフがけという行程で磨きをかけます。エリングは襟のやさしい風合いを
出すため秘密の加工をしています。
そしてやっと蝶ネクタイを付けます。襟と蝶ネクタイをアクリル専用の接着剤で
しっかりと溶着(溶かして着ける)します。蝶ネクタイがなかなかとても小さいので
大変な作業だそうです。
そしてエリングが見事完成!木幡工場長いつも本当にありがとうございます!!
取材同行はアクリルのミユキさんの小野専務でした!
小野さんも取材させて頂き本当にありがとうございました!