エリング開発エピソードです、理想の形と風合いを目指して

エリングの開発を始めたのは2009年。もう3年前になります。こんなに時間をかけてよいわけはありませんが、尊敬する柳宗理さんもそのくらいプロダクト開発には時間をかけたそうです。自分にそう言い聞かせてます。はじめに相談させて頂いた方は、陶芸教室祖師谷陶房さんです。暖かみのある製品にしたくて当初は焼き物で作ることにとてもこだわってました。「あのー、襟のかたちをしたリング、エリングを作りたいんですけど…」とかなり意味の分からないことを言っても陶芸教室の先生はとってもやさしく受け入れてくれました。その後、磁器じゃないと求めるかわいい雰囲気が出ないと感じ瀬戸のトルクポーセリンさんに相談しました。トルクポーセリンさんもとっても親切な方で磁器で製作するために親身に相談にのって頂きました。でもなかなか求める襟の細かさと強度の関係を両立させることが難しく、開発は難航しました。そんな中、友人にアクリルで作ったらどうかと教えて頂き、アクリルの三幸さんに相談し、なんとか製品化にたどり着くことができました。そして只今、箱を試作中です。箱は問題ないのですが、中に納めるスポンジが以外と難しく難航中!海はしけるぞー!お楽しみに!エリングの製造工程はこちら


ホーム